しろくまさんの日常

フラメンコギタリスト 北村海人のブログ

【心霊】夏なので冷える話でも【怪談】

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こういう画像によわい

 

 

 

 

 

 

8月になりよーやく梅雨明け、夏らしい日々と共に暑くて仕方ない。

 

この8月には少し苦い思い出があって、高校二年生の時に柔道部だったぼくは右膝の前十字靭帯を断裂し、1番楽しいであろう高校2年の夏を使い、手術、療養をしたことがある。

 

 

その際、手術した傷口からブドウ球菌なる細菌が入り炎症反応が上がってしまい、40度の熱が2〜3週間ほど続くという地獄のような夏を経験した。

 

 

その結果、今までそんな事無かったのだが、

 

 

『何かの気配』

 

 

をすごく感じ取れるようになった。

 

 

なんか触ったり通ったり、ちゃんと見えたりハッキリしてるわけじゃないんだけど、

 

確かにそこに何か『ある』

 

 

というものを五感とは全く違う『何かの感覚』で認識できるようになった。

(おそらく第六感ってやつ)

 

 

んでもってなかなか治らない高熱に両親が神頼み、藁にもすがる思いで知り合いの遠い知り合いの霊媒師さんにカウンセリングし、低級のキツネがついてるからという事でお祓いを受けた。

 

 

その夜から熱がピタッと下がり、約2週間を経て快方、退院をしたのである。

 

 

このにわかに信じがたい経験、体験を経て、

 

今までオバケとか心霊とかまっっっっったく信じなかった僕だけど、

 

 

信じざるを得なくなってしまった。(実際感じるし…)

 

 

 

大人になった今も

 

気分が下がってる時や弱ってる時、

マイナス思考になってる時に限り、

 

そこにある何かを認識することができる。(話したり何かしたりとかは出来ない)

 

 

 

 

ここまでが前置き。

長くてごめんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

去年の暮れに、高校の時の先輩が僕の勤め先の前を通った。K先輩としよう。

 

 

 

高校の時お世話になった先輩で元気だけが取り柄でハキハキした人だったんだけど

 

 

 

久々に会ったK先輩は酷くやつれて、両腕に杖を持ち、脚を引きずってなんとか歩行をしながら歩いていた。

 

 

 

 

 

 

久々に再開した先輩のとんでもない姿に驚き、「え!?K先輩!?どうしたんすか!!!???」と駆け寄った瞬間

 

 

 

 

 

 

 

今までに感じたことのない、想像も出来ないような『悪寒』と『哀しさ』の感情が全身を包み、目眩と気疲れが僕を襲った。

 

 

 

 

 

 

近づくにつれて『それ』は強くなって、触れることも出来なくて、目眩も酷くなって一定の距離を保ちながら会話をしたのだが、すぐに分かった。

 

 

 

【何か憑いてる。それもすごいのが】

 

 

 

 

久しぶりに会って話さないわけにもいかないので少し話をしたが、

 

急に足が動かなくなり、どの病院に行っても原因不明、治療法無しとのことらしい。

 

 

 

 

とのことだったが、

 

とにかく悪寒があまりにもやばかった。何度か言ってあげようかと悩んだけど結局言えなかった。

 

 

だって言ってしまって僕に来たら困るし…

 

 

 

 

 

 

 

その後何度か、病院の帰りに職場の前を通るらしく、そのたびに会ったら話したりしてたのだが、

 

 

 

やばい。寒気が、悪寒がとまらない。目眩すごい。気持ち悪い。

 

 

 

 

 

 

 

そしてある日ぼくは怖かったけどK先輩に勇気を振り絞り

 

『ぼく、あまり第六感とか信じてるわけじゃないんだけど、先輩に近づくだけで悪寒がすごいです。どっか変なとこ行きました?』

 

 

 

と打ち明けた。

 

 

すると

 

 

『え?そうなの…?

 

 

うーん、、、そうだ…ね、

 

 

前にお金に困って病院で遺体安置場で遺体を運ぶバイトをしてたんだ…』

 

 

 

 

という返答が返って来た。

 

 

 

 

SO RE DA ☆

 

 

 

 

 

 

やっぱ俺の第六感当たってた…

 

 

 

 

 

 

ということで、今住んでる先輩の家のとこの氏神様【神社】にお払いしにいってもらったほーがいいっすよ

 

ということを伝えて

 

 

『あわよくば霊媒師とかいたら見て貰ったほうが良いっすよ。こんだけ病院駆けずり回って原因不明なんだし、効果あるかもですよ』

 

 

 

 

 

と助言し、先輩とバイバイした。

 

 

 

 

んで、時はたち、そんなこともあったなぁと記憶が薄れていく日々で

 

 

 

 

 

 

 

つい最近、先輩が姿を現した。

 

 

 

 

 

 

先輩の姿を認知した後はいつも悪寒と目眩と気持ち悪さに見舞われるのだが、

 

 

 

なぜかこの日、

 

いつもよりは悪寒がなかった。

 

 

 

 

前が100とすると、85くらい?

(それでもひどいけどね)

 

 

 

 

 

 

先輩は僕を見てから僕に

 

『何かおれ変わった?寒気とかどう?』

 

 

 

 

と聞いて来た。

 

 

 

 

 

 

んで、正直に

 

100ではなく85くらいにはなってると思いますけど相変わらず悪寒がしてゾワゾワしますと正直に伝えた。

 

 

 

すると嬉しそうに

 

 

『ああ、よかった!』

 

 

とK先輩は安堵を口にした。

 

 

 

 

『じつは今霊媒師さんにカウンセリングしに行った帰りだったんだ』

 

 

続けて

 

 

『かいとくんの言った通りだった。見て貰ったら、

 

100体以上の霊が憑いてるらしくて、ちゃんと除霊するのに5年かかるって言われた』とのこと

 

 

 

 

 

 

 

ぎゃああああああああああああああああ

 

 

 

 

 

というおはなしでした。

 

 

 

 

 

でもK先輩まじでよかった。ちょっとずつ快方に向かってるらしいし、原因もわかってよかった。

 

 

 

1番大切なのは『気持ち』。

 

マイナス思考になってたり気分下がってる時って大体変な事が起きる。

 

僕は引き寄せの法則っての割と信じてますが、悪いもの引き寄せないように、日頃からアップな気持ちを心がけるのが大切。

 

 

これ見てる人いるかわからないけど、皆さんも直感で『これやばいかも』と思うような場所やイベント、人や物などがあったら、直感に従うのもいいかもしれません。

 

 

それでは良い夏を。