以前の記事では、いい留学にするには?という記事を書きました。
http://kaitoflamenco.hatenablog.com/entry/2018/05/04/162331
過去①.②.③.④も良かったら読んでくんなまし。
①
http://kaitoflamenco.hatenablog.com/entry/2018/05/01/171546
②
http://kaitoflamenco.hatenablog.com/entry/2018/05/01/233206
③
http://kaitoflamenco.hatenablog.com/entry/2018/05/02/160956
④
http://kaitoflamenco.hatenablog.com/entry/2018/05/04/162331
留学の長さによりメリット、デメリット色々ありますよね。
この前書けなかったので追記として書きますが、ぼくは留学の期間について【短期間推奨派】です。
理由はぼくが、
①現状になれた際に己を律する事が苦手だから
そして
②日頃の抑圧された環境の中の方がハングリー精神が出るから
です。
来た時は非日常的なことの連続だけど、1ヶ月もすればそれが当たり前になっていき、1週間くらいで自然と己が順応を始めます。感動が少しずつ当たり前になって来た時の自分のコントロールってとっても大切。
また、これはぼくの体験談ですが留学に行った際に、とある嫌な出来事があり
やる気が完全に喪失して料理ばっかりしてた時期がありました。
そんな時に
『だめだめ!くよくよしないだちゃんと練習しなきゃ!』
って、できなかった。
ものすごく感情に左右される性格柄、何か極度に落ち込むと、
『もうだめだ…』
《使い回し》
となりできなくなってしまうメンタルの弱さが原因ですね。
人間て疲れたりストレスが過度にかかると酸っぱいものが食べたくなるんです。(実体験)
心が荒んだ私は10ユーロ札を握りしめてスーパーへ行き、
合計約4キロにもなるオレンジ🍊
を購入し、昼から夜にかけてひたすらオレンジを食いまくってました《4キロ無事完食》
あの時ほど柑橘系の酸っぱさが美味しく感じた事はないです。
また2つ目の理由として挙げましたが、普段仕事やリハーサルや日常生活をしている最中で
『ギター弾きたい…!!』
って常に思ってるけど仕事とかでなかなか時間作れなくて出来ないー!!ってときに、それでも自分でわざわざ夜中とかに寝るのを惜しんだりして時間作ってする練習の方が『よっぽど身のためになる練習になるな〜』と思ったからです。
短い方が行くにあたってもお金そんなに無くていいし、気分が新鮮な気持ちでコンスタントにいける方がぼくの生活スタイルには合ってました。
これはぼくの生活スタイルや性格や懐事情をトータルで考えた結果ですので、
各々自分の性格スタイルややりたい事、金銭問題と直視して長さを決めるといいと思います。
さて前置きが長くなりましたが、
今回は
留学に必要なもの
と、
具体的な金額
についてざっくりまとめてみました。
まずは留学に必要なもの
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
- パスポート★
- 現地の金★
- 自分の留学に必要な器具★
- 雨傘(折り畳み傘)
- 変えの靴
- 靴下
- パンツ
- ズボン
- Tシャツ
- 羽織物
- 味噌
- 醤油★
- 味の素
- 中華だしの素
- ビニール袋
- めんつゆ
- かつおぶし★
- 雨合羽★
- 地図★
- ノート《日記つけてみよう》
- ペン★
- 洗濯板★
- 常備薬★
- 体温計
- アルコールティッシュ
- 洗顔
- 髭剃り
- お箸
- 洗濯ネット
- セカンドバッグ
- 充電器★
- 充電バッテリー
- コード
- 延長コード
- タコ足
- 洗濯バサミ
ざーっとこんな感じでしょうかね。
寒い時期にいくなら毛布とかヒートテック、タイツとか手袋マフラーとか必要。
女性の方だと化粧ポーチとか必要になりますねー。
★印のやつは忘れてはならぬものですが、あとは最悪現地で買えるものばかりですので必要なければ持ってかないでもいいと思います。
【味噌汁はインスタント持ってっておくといいよ。1ヶ月後とかに禁断症状出たときに飲むと感動します。】
現地で買うとかえって余計な出費になり得るかもしれないので臨機応変に。
ぼくは一度、マンションの一室を借りたときに
1ヶ月もそこで生活するのに
- まな板
- フライパン
- 包丁
- シャンプー
- リンス
- ボディソープ
- トイレットペーパー
- 食器洗い用洗剤
- スポンジ
- 洗濯バサミ
- 乾かす竿
- タオル各種
- 包丁
が全部無かった事があり、大家に殴り込みにいった事がありました。
【マンションとか借りる時は大体備え付けがあるから大丈夫だと思ってた】
日本人にとっては〈自分が我慢すれば…〉って思う事が多いと思いますが、部屋借りるときに明らかにおかしくてなにか不備があったら
これでもかってくらい大袈裟に主張する
くらいしてもいいかもですね。
お金払って借りてるわけだし。
その時はカチコミにいって結局フライパンと包丁しか買ってくれなくて、あとは自分で揃えました。
【部屋を明け渡す際に全て初日の時同様に元どおりにしておいたのは内緒の話☆】
続いて具体的な金額。
だいたいの大きな出費は
- 渡航費
- レッスン代
- 宿泊代
- 雑費
こんなんでしょうか。
ざっくりぼくのケースでまとめて見ました
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
- 渡航費 約11万くらい(往復航空券
- レッスン代金 約10万くらい(ほぼ毎日
- 宿泊代 約12万くらい(一泊4000円×30日
- 雑費 約5万くらい(食費とかライブとか買い物とか
→トータル38万くらい/1ヶ月
モデルケースとしてあげときます。
『えー高すぎくなーい??』
『そんなもんかーーー』
『安くね!?いくわ!!!』
色々な感想あるとおもいます。
ぼくは短期でサクッと派なのですが、行くなら我慢しないでリッチに行きたい人なのでこれでも削れるところは沢山あります。
ぼくはタイムイズマネー思考、節約するより心の余裕を優先するので、これで満足してます。
ざっくりこんな感じです。
あと
語学は出来たに越した事はないです。
元々英語がそこそこ話せるぼくは最初スペイン語はったく話せず(なんとかなるだろ)と思い、行った際
- Si (はい
- No (いいえ
しか言えないで行き、伝わらなかったり聞き取れなくてすごい苦労したけどめっちゃいい思い出です。
あと話せないなら行かない方がいい
ということは全くないです。
語学以外にも筆談やボディーランゲージだってあるわけだし絵も描ける。音楽に関しては語学の垣根がないので全くくろうしなかった。
だから話せなくても興味があるなら行っちゃって大丈夫。その時の苦労が自分を育ててくれます。
実際すごく苦労したから帰国後にめっちゃ勉強しまくってなんとか話せるレベルにまで成長できました。
わかるようになってからの留学は初めての時よりも、もう超楽しかった!
だから語学は分かった方がいい。
日本で置き換えるなら
スワヒリ語しか話せないけど津軽三味線習いたいから日本来たけど、日本語わからなくて師匠が何言ってるかわからなくて塞ぎ込んでる留学生
より
めちゃくちゃ拙くて辿々しい日本語だけど必死に分かろうとしてなんだかほっとけなくなる感じのグイグイ来てくれる留学生
の方が得る経験は多いとおもうのです。
自分たちの言語少しでも話してくれたら嬉しいよね。
さいごに
ここまでつらつら書きましたが、見ていただいた方いましたら本当にありがとうございました。
いろんな人の色々な留学の悩みにお力添えできれば幸いです。
色んな事が大切だけど、1番は
どんな人に出会って何を体験したか、それによって自分が何ができるようになったか
だと思います。結局人によってその経験は左右されます。
自分に対して色んなマウント取ってくる人や、自分を使いぱしりのように接してくる人や嫌な事言ってきたり自分にとってマイナスな人には近づかないようにして、
自分が勉強になるなーとか、学びたいなとか、もっと居たいなとかポジティブに思える環境を選んで身を置いていくといい。
また他人に対しても、困ってる人がいたら力になってあげたり、おのれの知識力と比べて執拗に揶揄したり知識をひけらかしたりしてマウント取ったり、土地にかぶれずに在りたいものです。
言いたかったことは大体まとめれたので、留学体験記はこれで締めくくりでーす。
長々とありがとうございました!