【警告】
この記事はとんでもないことを書いてるので、あくまで『フフッ』とか『ふーん』とか『…。』くらいの流し読みくらいのレベルで読む事をお勧めします。
これを真面目に読み
『こいつは何をいってるんだ!フラメンコを舐めやがって!!!!!北村なんか火あぶりの刑だ!!探し出せ!!市中引きずり回したあとに大広場で逆さ吊りにして石とか卵投げてやろうぜ!見せしめにしてやるんだ!!!!』
【出典:遊戯王】
となってしまってはいけません。
ぼくを業界から追放しないでください。
真面目に読まないでください。
それでは始まります。
フラメンコを踊ったり弾いたり歌ったりしてる中で、
『どうも初々しさが離れない』
『うまくならない』
『プロとちがうなぁ』
『初心者マークが離れない』
という、プロとの壁によくぶち当たる事がいろんな場面である。
ぼくはギター弾き。かつて初めて本場スペインはヘレスに行った際、YouTubeでしか見た事ない伝説級なアーティストの超絶技巧を目と鼻の先で見たり感じたりして
『これが本場…。日本で何やってるんだろう…。これはもう俺やめたほうがいいわ…』
と、心が水たまりに張った氷の板のようにパリンパリンにぐしゃぐしゃになって帰国しましたが、その時は自分と本場のあまりの壁に愕然とし、何が違って何が足りないのかまったくわからなかった。
そして2年の月日が経ち、そのスランプは乗り切り、ある日お笑い番組をみててある芸人を見たのである。
当時ぼくは疲れ果てていたのだろう。
一体己と本場の何が違うのか。
何かわかったのだ。【迷走】
- 何なのか?
答えはシンプルだった。
⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩
何でそんなことしなきゃいけないんだよ!!こんなの誰もやんないよ!!!
えー!?やんないの!??
じゃあ俺がやるよ!!!
いやいや、おれがやるよ!!!
いやいやいや、じゃぁおれがやるよ!
どーぞどーぞどーぞ
これだ!【血迷い】
!?
- だから何なのか?
ダチョウ倶楽部のこのどーぞどーぞネタには、実はものすごい事が起きているのである。
段階とディテールはこうだ。
1.なにか発見【起】
ここで注意や注目を集める動作と共に、空気を作っているのである。
2.だれもやんないよ!【承】
ここではどうするの??という課題に対し次の【やるかやらないか】の土台をつくっている
3.じゃぁおれがやるよ×何回か【転】
ここではやりたい人がたくさん出てきて雰囲気を盛り上げていき、最後の『どうぞどうぞどうぞ』にむけての滑走路となっているのである。
4.どうぞどうぞ【結】
1.2.3の空気作り、土台作り、滑走路でのスピードを上げてからのオチがここに来る。
以上、この一連の流れを、まったく棒読み大根役者のようにやったら全く味気ないし、つまらないよね。
空気をだして、どうぞどうぞに至るまでの楽しみがわかってないと、やってる人も見てる人も楽しくないよね。
師匠からフリをもらったり、ファルセータ習ったり、歌を教えてもらったりして、、、、
それをただ同じ感じでこなすだけでは、
棒読み大根役者の『どうぞどうぞネタ』になってしまい、『どうぞどうぞネタ』の
【何が面白いのか】(オレーなのか)
【何がお笑いなのか】(フラメンコなのか)
を、体現できないままやってる事になるのである。
というわけで、この『どうぞどうぞネタ』(フラメンコ)が上手くなるためには
【何が面白いのか】(オレーなのか)
【何がお笑いなのか】(フラメンコなのか)
がちゃんとわかって、
やってる本人も見てる人も盛り上がれるようにやる
ちゅーのが大切なのね〜
と感じたのであった。
どうぞどうぞネタを何回か見た経験がある人は滞りなくやれてると思うし、どんだけ面白いなって思えてるかにも、上手くやれる度合いに比例するのかなと。
なので本場の音や空気感や緊張感とかを多く感じたもの勝ちになるのかなーと思うこの頃。
それがわかんなくて
あ、じゃあおれやるよ!
え!そしたらおれがやるよ!
ってなってて、上島竜兵さんが
『俺やるよ!!』
って手を上げて
止まったら
え!無いの!?ってなるじゃん
例えばさ
お前ら絶対押すなよ!ぜっっったい押すなよ!!!
押せよ!!!
なんてことも、楽しさわかってないと起こっちゃう事だったりするよね。
【押さなくても面白いか…】
てな事を考えつつ、今夜もソレアポルブレリアです。
ぼくはダチョウ倶楽部好きです。
たぶんこの記事削除します。
自分で何書いてるかわからなくなってきた