ぼくが伝えられる事って何だろう?
先日、某所にてピアノフラメンコ部をして来た際に、ぼくは心がざわつく感じでいた。
それはピアノフラメンコ部の中でぼくがアドバイザーになると言うことになったからである。!
ソレアを力説してる構図
ギターではない、可能性が凝縮された、ピアノでのフラメンコのアプローチ。
それぞれ踊り手だったりピアニストだったりと言うスペックから、伴奏、弾き手になると言うことについてアドバイザーを仰せつかりました。
そこで僕は今一度
自分に何があって、何を大切にしてて、何が出来るのだろう?
ということを考えるに至りました。
ごく稀にではありますが、ギターを教える機会と言うのが有難いことにあり、その際は構え方や弾き方、心の持ちようについて僭越ながらお教えする事が最近ありましたが、
媒体が違うとどうアプローチすればいいんだろう…??
という不安と、
ぼくなんかで大丈夫だろうか
という風に色々悩みました。
最近悩みなんてそんなになかったけど結構悩んだ!笑
そして至った結論。
自信持って自分の大切にしてることを彼女らに伝えてみよう!
ということです。
ぼくは珍しくノートを取り、
何が大切なのか、
何がしたいのか、
どうしたら楽しいのか、
それにはまず何がわからなくてはならないのか、
どういう心意気で弾かなくてはならんのか、
どういうリスペクトが必要なのか、
今一度書いてみました。
そしてどうせアドバイスするなら、どうせ伝えるなら、どうせ教えるなら、どうせ考えるなら、
楽しいほうがいい。
そうおもい、自分なりにカリキュラムを組んで、出来るようになることを箇条書きしてみたりしました。
こういう事を考えはじめて改めて思った事が一つ、そして思う事が一つあるのです。
改めて思うことは
先生ってすげぇ。
ぼくは何人かのギターの先生や先生と呼ばれる方々の指導お導きによりここまでやって来ました。こうやって自分なりにカリキュラムやメゾット、やりたい事を箇条書きしてることにより、過去に教えてくれた方々がどういう意図で教えてくれてたのかがなんとなーくわかって来ました。
それにともない
僕なんかが教えるだなんて…
と心小さくなることもありますが、そこはドンと胸を張り自信持って自分の中の大切なことを見せていこうと思う次第である。
こういう場を設けてくれたピアノフラメンコ部のみんなに感謝。
そして思う事。
色んな教え方あるのね。
ということ。
僕自身おだてると木に登ったり裸の王様気質があり、楽しくないと嫌だし勘違いして謙虚になってナンボなもんじゃ!と思う事があるので、基本レクチャーや伝える際には、楽しく分かりやすく出来るように心掛けようと思う。
で、なんで色んな教え方があるのねーって思ったかってのは、
映画 『セッション』
をみて思う事があるからです。
みたことある?この映画。
僕が主人公なら
開始10分で上映終了している自信がある
とおもうくらいこわい。
教え方がね。
シンバルが飛んでくるのよ。
(あ、シンバルって投げれるんだ!)
という発見もあります。が、映画らすと10分までぼくは先生の指導の仕方に納得いかなかった。
(是非見てね)
で、納得いかないし不条理な事だらけだし主人公可愛そすぎるのに這い上がって育っちゃうのが凄いわね、とおもうのです。
(シンバルをずっと叩く時、指から血が出る描写があるけど、あれって本物らしいですね。